常安寺
若き「上杉謙信」は栃尾にあった名刹「端麟寺」門察和尚により
正義を重んずる清廉な人格を形成されました。
天文16年。越後国守となっていた謙信は恩師門察和尚のため
自らが開基となって「常安寺」を創建し寄進しました。
「端麟寺」は上杉謙信が門察和尚に伴われて乱を逃れたり、
栃尾在住当時の少年期に学問と修行に打ちこまれたお寺でした。
世話になった恩師に寺院をプレゼントされたという物語ですね。
創建当時の常安寺は七堂伽藍を配した豪華なたたずまいだったそうです。
歴史とともに変遷をとげてきた常安寺には、寺宝として謙信公直筆の「五言対句」や謙信公画像、
兜の前立、書状、瑞麟寺の梵鐘など貴重な文化財が、今も大切に保存されているそうです。
裏手の石段を登ると秋葉公園に出ることができます。
【清瀧山 常安寺】
所在地:新潟県長岡市谷内2-7-7
常安寺HP
ご案内図(google map)